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豪州訪問団総括

オーストラリアの超党派若手訪問団のミッションを終えた。途中には「2000年に一度」というブリズベンの大雨に遭遇するなどハプニングもあったが、そのことも含めて本当に良い経験をさせて頂いたし、日豪の友好をさらに強める役割も果たせたのではないかと思う。何人かの議員は、向こうでも将来の総理や大臣候補であることは間違いない方もおり、長い友人関係を築いていきたい。

最低賃金が1700円程度というオーストラリアは2000万人以上の人口を抱える国としてはおそらく最も高い平均賃金、そして平均年収の国である。そのためか、街中でいわゆるホームレスの方を見かけることは全くなく、またスラムのような地域もほとんど見かけなかった。他方で、2400万人では国内市場としては決してそれだけの年収を支えるほどには大きくなく、逆に製造業はほとんどなくなってしまうなど、雇用の維持がかなり深刻な問題となりつつある。みんなで高い収入で格差のない国、という理想的な状況を築いたものの、それを維持するのは最後鉱物資源関係頼りであり、もしその価格が落ちるようなことになればどうなるのか、もしくはこれ以上年金生活者が増えたらどうなるのか、など決して繁栄を安心して享受しているわけではないことも良く分かった。

他方で、移民政策については逆に年間25万人の高度人材の受け入れはオーストラリアの発展には必要であり、日本はどうするのか?という質問を多く受けた。海外からの方にとっては最も住みやすい国、という理想環境を作り上げている気がした。この点は、これから多くの観光客受け入れを推進している日本にとっても参考になる点はたくさんある。

それぞれの国が、それぞれに悩みを抱え、その解決には知恵を絞り、海外の事例も参考にしている。日本は積極的にそうした世界の事例に学び、取り入れるべきである。逆に、高齢化や人口減少といった課題に世界でいち早く直面している日本の状況はかなり世界の注目の的である。ここでモデルを作ることは、課題解決を新たなビジネスモデルにすることもできる。

外交は票にならないと言われているが、世界での日本のプレゼンスを高めていくことが、結果的には国や国民の誇りにつながっていくし、経済的にもプラスにつながっていく。そして、エネルギーや食糧の輸入依存状況というアキレス腱を抱える日本の唯一の道であると確信している。だから、これからも大きな役割を果たしていきたい。

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