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民主主義と定数の議論

一票の格差、という問題について第3者委員会の議論が進んでいるようだ。これはこれで決めたことなので、ベストの結論を期待したい。他方で、議員定数削減という話もある。これは、私が議員になってみて一番考えが変わった点である。要するに、単に減らせ、という人気取りのような話をしてはいけない、ということである。 よくある誤解に、自民党が定数削減に反対している、という批判がある。これは全くのデタラメで、すでに自民党として比例の定数30減という案を提出している。しかも、少数政党に配慮し、比例では自民党が大幅に減るような工夫もしている。しかし、一部政党は、もっと減らせという選挙アピールをしたいからか初めからほぼ実現不能な案を出したり、あるいは少数政党は少数の世論を抹殺することになる、とそもそも定数削減には大反対している。 議員定数や選挙制度については過半数で決めることができるようにすると、大政党が自分たちに有利なように選挙制度や定数を決めてしまう危険性があり、基本的に全政党が一致するという原則がある。これは民主主義を守るためにはやむを得ないことであるが、そのことが国会での議論が進まない根本的原因になっている。 ただ、そもそも国会議員がどういう役割を果たすべきで、そのためにはどのくらいの代表が必要なのか、という根本的議論はほとんど全くなされていない。 正直、私は死にそうなくらい忙しく、やりたいことを全部やることができないフラストレーションがある。国会議員が真面目にやるべきことをやるとすれば、その業務範囲の広さや仕事量の多さからして、今の数でも少なすぎるというのが実感であるたとえば給料を減らすとか、経費を減らすとか、トータルの税金由来の支出を減らすという議論はあってもいいが、数を減らすということは民主主義の根幹に関わる議論であり、もっと真剣に国民的な議論をすべきではないだろうか。

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