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事なかれ主義の終焉

後藤健二さんの殺害ニュースが流れてから一日経った今日、自民党でもこの事件に関する会合が開かれ、私も出席し、発言した。改めて湯川さんと後藤さんに心からご冥福をお祈りしたい。

日本は、これまで世界の平和維持は他に任せ、自衛隊のPKOですら「海外に軍隊を送る」と言って大騒ぎをするくらいの状況があった。最近は、PKO活動についてさすがにそういう誤解に基づいた大騒ぎをする人はほとんどいなくなった。しかし、今回の事件で改めて世界の平和をどうやって維持するのか、についてまだまだ他人事なんだなあ、と思わざるを得ない発言や報道をたくさん見た。おそらく、そういう人に限って自分や自分の家族に何かがあったら一番大騒ぎするのではないだろうか。

後藤さんは、自ら危険地域に飛び込んでその実態を広く伝えることこそ、困難なことを見て見ぬ振りすることではなく、直視して力になることの結集が平和維持につながるとお考えになっていた。イスラム国やそこで苦しむ人々をこの事件をきっかけに、目を背けるのではなく、直視して関心を持ち続けることを彼は望むのではないか。

「事なかれ主義」ではこれからの世界の平和は維持できない状況になっている。だから、日本も主要国の一員としてそこに貢献しなければならない。ただし、日本の場合は欧米とは違った形で、軍事力ではなく人道支援や経済支援、キャパシティビルディングなどで貢献すべきであろう。もちろん、すべての人がそれに参加するのは不可能である。少なくとも、そのような活動をしている日本人を理解し、政府の活動を後押しし、苦しんでいる方々がいるのだ、と知ることはできる。

この事件が起きる前の日本と起きた後の日本は違う。復讐の連鎖を、思いやりの連鎖に変えるような日本としての活動を私もしていくつもりである。

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